2016/07/14 - 「第12回愛媛大学学術フォーラム~脳の不思議に迫る~」の開催について(御案内)【9月2日(金)】

「人間は社会的動物である。」と言ったのは,古代ギリシャの哲学者 アリストテレスです。
 社会性をつかさどる器官,それは「脳」です。「脳」は,感情・思考・生命維持その他神経活動の中心的,指導的な役割を担うとともに,人間らしさの源であるともいえます。
 今回のフォーラムでは,脳神経科学の第一線で活躍されている東北大学の大隅典子教授を始め,「脳」の研究を推進している本学の教員の先生方に講演して頂きます。分子・細胞レベル,発生・発達,認識と脳活動,さらに脳の進化といった多角的な視点から,脳の不思議に迫ります。
 今一度,我々の「脳」について考えてみませんか。
 また,大隅典子教授には,研修において「科学への愛と誇り:誠実な研究活動を進めるには?」と題して御講演いただきます。日頃の研究に対する意識のあり方について考える貴重な機会となりますので,若手教員からシニア教員に至るまで,多くの方の参加をお待ちしています。

 なお,本フォーラムは,PDプログラムのRD必修科目であることを申し添えます。

             記

 「第12回愛媛大学学術フォーラム~脳の不思議に迫る~」
   日 時  平成28年9月2日(金)13:30~17:15
   場 所  総合情報メディアセンター メディアホール

   次 第(詳細は添付のポスターをご覧ください。)
  ●開会の挨拶         学長 大橋 裕一
  ●特別講演
  『遺伝子からみた脳と社会性の発生・発達』
   東北大学 医学系研究科 教授  大隅 典子 氏

  ●研究発表
  『シナプスを食べる脳細胞,マイクログリアと脳機能』
   医学系研究科     教授  田中 潤也
  『脊椎動物の脳の発生と進化に関わる分子基盤』
   理工学研究科(理学系) 准教授 村上 安則
  『乳児の顔認識と脳活動』
   法文学部 准教授 大塚 由美子

  ●研修
  『科学への愛と誇り:誠実な研究活動を進めるには?』
   東北大学 医学系研究科 教授 大隅 典子 氏

  ●懇親会
  (参加を希望される方は,8月22日(月)までに下記お問い合わせ先に御連絡ください。)
   日 時  平成28年9月2日(金)18:00~20:00
   場 所  haco愛大城北店
   会 費  4,000円

  ●問い合わせ先
   研究支援課 研究企画・戦略チーム
   TEL:089-927-8958
   E-MAIL:kikakuse@stu.ehime-u.ac.jp

第12回愛媛大学学術フォーラムプログラム