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先端研究・学術推進機構長
理事・副学長
(学術・経営情報分析)
満 田 憲 昭

 平成23年4月に発足した先端研究・学術推進機構には、5つの先端研究センターと5つの研究支援・学術推進のための組織が属しています。
 先端研究センターとしては、沿岸環境科学研究センター(CMES)、地球深部ダイナミクス研究センター(GRC)、
プロテオサイエンスセンター(PROS)、宇宙進化研究センター(RCSCE)、及び東アジア古代産業考古学研究センター(AIC)が属しています。
 中でも最先端研究拠点として位置付けられるCMES、GRC
及びPROSの3センターは、目覚ましい研究成果を発信し続けています。第一期(H15~H20)・第二期(H22~H27)中期目標期間中には、CMES(H19~23)とGRC(H20~24)が
グローバルCOEに採択され、第三期(H28~R3)・第四期(R4~R9)中期目標期間中には、GRC(H25~)、CMES(H28~)、PROS(R4~)が共同利用・共同研究拠点としての認定を受けています。これら3センターの研究員数は、愛媛大学全体の6%にすぎませんが、愛媛大学全論文発表数の実に約20%にもなっています。これを反映して、非常に多くの外部資金を獲得しています。
 上記3センターの他、先端研究拠点である宇宙進化研究センター(RCSCE)と東アジア古代産業考古学研究センター(AIC)も重要な研究成果を発信し続けています。

 研究支援・学術推進のための組織としては、学術企画室、教育研究高度化支援室、学術支援センター(ADRES)、総合情報メディアセンター(CITE)、埋蔵文化財調査室(ARC)が属しています。
 学術企画室では、学内の分野横断的研究及び学際的研究の活性化並びに全学レベルの学術プロジェクトに関する企画立案等を行い、学術研究を推進することを目的としています。
 教育研究高度化支援室では、先端研究センターおける先進的な教育研究を専門的立場から支援して、教育研究の一層の高度化及び活性化を図り、国際的に卓越した教育研究拠点の形成に資することを目的としています。
 ADRESでは、センターの保有する各種分析機器・生物資源・放射性同位元素等の総合的な管理と共同利用の促進及び受託業務等を通じて、本学の教育研究活動を支援するのみならず、地域の教育研究の進展に資することを目的としています。
 CITEでは、情報教育・学術研究支援・情報セキュリティ・ネットワーク管理などの幅広い活動を通じて、愛媛大学の情報基盤を支えることを目的としています。
 ARCでは、愛媛大学内の遺跡(埋蔵文化財)の発掘調査およびその成果の公開を目的としています。

 このように日々進化・発展を続けるこれらの組織が有機的に結びつくことによって、本学がこれからも研究大学としての高い評価を獲得し続けていくことを目指しています。