2016/09/15 - 情報セキュリティセミナーの開催について(ご案内)【9月21日(水)】

 昨今,国立大学法人等において,基本的な情報セキュリティ対策の未実施や意識の欠如に起因する情報セキュリティインシデント(不正アクセス,Webサイトの改ざん,情報漏えいなど)が多発しています。情報セキュリティインシデントは,大学の信用失墜や業務遂行に重大な影響を及ぼすなど,大学の運営に支障をきたすことになります。また,社会に対する責任をになう観点から,国立大学法人等においても情報セキュリティ対策の強化が重要な課題となっています。
 情報セキュリティインシデントが発生した場合,被害の拡大を防止するための対策が必要ですが,それ以前に,情報セキュリティインシデントの発生を前提としたインシデント対応体制の整備が求められています。本講演では,インシデント発生を想定し,業務を継続するレジリエントなサイバー攻撃対策について解説をしていただきます。

                   記

日時:平成28年9月21日(水) 14:00~16:10
場所:愛媛大学総合情報メディアセンター メディアホール(松山市文京町3番)
講師:高倉 弘喜 氏  国立情報学研究所 サイバーセキュリティ研究開発センター長
演題:インシデント発生を想定したレジリエントなサイバー攻撃対策
内容:サイバー攻撃は巧妙かつ執拗なものとなり,攻撃の完全阻止は困難なだけでなく,被害の全
   貌把握にも長時間を要するようになった。その間も業務を継続するためには,サイバー攻撃
   による被害を把握し,かつ,攻撃の拡大を抑え込んで,被害が及んでいない情報システムで
   部分的に業務を継続するレジリエントな体制が必要となる。本講演では,その考え方につい
   て解説する。
主催:総合情報メディアセンター

セミナー次第
受付      13:30~      メディアホール前ホワイエ
挨拶(講師紹介)14:00~14:05 総合情報メディアセンター長 高橋 寛
講演      14:05~15:35
        「インシデント発生を想定したレジリエントなサイバー攻撃対策」高倉弘喜 氏
質問      15:35~15:50
本学の取組   15:50~16:10 本学における個人情報保護の取組
                    総務部総務課・法規チーム

※なお,部局等情報システム責任者,部局等システム管理者及び部局等ネットワーク管理者の方は
 必ずご出席くださいますようお願いいたします。

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