2016/11/29 - 第9回国際学術シンポジウム 東アジア古代鉄文化研究センター設立10周年記念 古代ユーラシア アイアンロードの探究【12月3日(土)】

 教職員各位
                       東アジア古代鉄文化研究センター長
                                  村上 恭通

 当センターは、おかげさまで設立10周年を迎えます。この間、中国四川省(成都博物院・四川大学)との共同研究に始まり、中国河南省、モンゴル、ロシアハカス共和国、カザフスタンの研究機関と協定を締結して、古代の製鉄遺跡に関する共同調査・研究を進めてきました。東アジアだけでなく、広くユーラシアで製鉄の伝播に関わる重要な遺跡を発見し、新たな研究を展開しつつあります。またわが国をはじめとした古代製鉄技術の復元についても一定の成果をあげてきました。このたび設立後の10年の活動とその成果をふり返り、今後のユーラシアにおける古代鉄研究について展望すべく、議論を深めていきたいと思います。

              記

 日 時:2016年12月3日(土)13:00~16:40
 会 場:愛媛大学南加記念ホール
 プログラム:
  <開会挨拶> 
   宇野 英満(愛媛大学理事・副学長)
   村上 恭通(愛媛大学東アジア古代鉄文化研究センター長)
   藤盛 紀明(NPO国際建設技術情報研究所理事長)

  <趣旨説明> 東アジア古代鉄文化研究センター設立10周年の回顧
   村上 恭通

  <成果報告> 四川における研究成果と中国の製鉄研究
   槙林 啓介(愛媛大学東アジア古代鉄文化研究センター 准教授)

  <成果報告> モンゴルにおける共同研究の成果と今後の展望
   笹田 朋孝(愛媛大学法文学部 准教授)

  <討  論> ユーラシア古代鉄研究の展望
   岡村 秀典(京都大学人文科学研究所 教授)
   白石 典之(新潟大学人文社会・教育科学系 教授)
   臼杵 勲 (札幌学院大学人文学部 教授)
   村上 恭通

  <対  談> たたら吹き製鉄の技術復元-とくに銑(ずく)押法について-
   木原 明 ((公財)日本美術刀剣保存協会 村下
        (国選定保存技術「玉鋼製造」保持者))
   村上 恭通
   コメンテーター
   堀尾 薫 ((公財)日本美術刀剣保存協会村下代行)
   藤井 勲 (備中国新見庄たたら伝承会会長)

  

 入場無料・申込み不要
 お問い合わせ:愛媛大学東アジア古代鉄文化研究センター
        電話:089-927-8391
        HP: http://www.ccr.ehime-u.ac.jp/aic/

 東アジア古代鉄文化研究センター設立10周年記念シンポジウム