2017/06/28 - 第23回アジア歴史講演会「よみがえる紅河デルタの交趾郡治・ルイロウ―古代アジア文明の十字路を辿る―」のご案内【7月22日(土)】

 教職員各位
                        東アジア古代鉄文化研究センター長
                                     村上 恭通

 近年、ベトナム北部の紅河デルタに栄えた古代の交趾郡(州)治(こうしぐんち)・ルイロウ遺跡の発掘調査が進んでいます。交趾郡(州)治とは、前漢から唐初めにかけて置かれた古代中国の郡県制の政庁都市です。漢や唐の帝国と東南アジアの国々をめぐる政治と交易の要衝。この古代都市、ルイロウ遺跡は、文献に記されていないダイナミックなヒトとモノの動きを如実に物語ってくれます。それは、東アジアにおける朝鮮半島や日本と、時の中国との関係と比較すると興味深く見ることができます。
 今回は、日本・ベトナム共同調査団を率いた東亜大学の黄暁芬氏に、発掘調査の成果を中心にご講演いただきます。

                 記

  日 時:2017年7月22日(土)13:00~15:00
  会 場:愛媛大学城北キャンパス メディアホール

  《 講 演 》
   よみがえる紅河デルタの交趾郡治・ルイロウ―古代アジア文明の十字路を辿る―」
   黄暁芬(東亜大学教授)

  入場無料・申込み不要
  お問い合わせ:愛媛大学東アジア古代鉄文化研究センター
  電話:089-927-8391

 第23回アジア歴史講演会