2017/08/30 - 情報セキュリティセミナーの開催について(ご案内)【9月19日(火)】

 昨今,国立大学法人等において,基本的な情報セキュリティ対策を行っていても巧妙な手口により情報セキュリティインシデント(ウィルス感染,不正アクセス,Webサイトの改ざん,情報漏えいなど)が発生しています。情報セキュリティインシデントは,大学の信用失墜や業務遂行に重大な影響を及ぼすなど,大学の運営に支障をきたすことになります。また,社会に対する責任をになう観点から,国立大学法人等においても情報セキュリティ対策の強化が重要な課題と なっています。

 情報セキュリティインシデントが発生した場合,被害の拡大を防止するための対策が必要ですが、CSIRT(Computer Security Incident Response Team)を構成するサイバーセキュリティ人材の育成が課題となっています。本講演では,これからのセキュリティ対策の考え方と人材育成の動向について解説をしていただきます。

                   記

 日時:平成29年9月19日(火)14:00~16:10
 場所:愛媛大学総合情報メディアセンター メディアホール(松山市文京町3番)
 講師:高倉 弘喜 氏 国立情報学研究所 サイバーセキュリティ研究開発センター長
 演題:これからのサイバーセキュリティ人材に求められる能力
 対象:学生・教職員
 内容:情報機器は私たちの業務を支える必要不可欠な道具となり,扱う情報の重要度が増すにつれ、サイバー攻撃対策は必須のものとなった。その一方,感染パソコンの即時隔離のような従来型のサイバーセキュリティ対策は,業務に及ぼす影響が大きすぎ,採用できなくなりつつある。
 セキュリティと業務への影響のバランスを考慮し,最も適切な対策を選択することができるサイバーセキュリティ人材の育成が求められるようになっている。今回は,新たなセキュリティ対策の考え方と人材育成の動向について説明する。
 主催:総合情報メディアセンター

 セミナー次第

 受付      13:30~      メディアホール前ホワイエ
 挨拶(講師紹介)14:00~14:05 総合情報メディアセンター長 高橋 寛
 講演      14:05~15:35
         「これからのサイバーセキュリティ人材に求められる能力」高倉弘喜 氏
 質問      15:35~15:50
 本学の取組   15:50~16:10 本学における個人情報保護の取組
                     総務部総務課・法規チーム

※なお,部局等情報システム責任者,部局等システム管理者及び部局等ネットワーク管理者の方は必ずご出席くださいますようお願いいたします。