昨今,国立大学法人等において,十分な情報セキュリティ対策を行っていても巧妙な手口により情報セキュリティインシデント(ウィルス感染,不正アクセス,Webサイトの改ざん,情報漏えいなど)が発生しています。情報システムへの依存度が高くなっている現在,大学の運営に支障をきたさないようにしつつ情報セキュリティインシデントの影響を封じ込める必要があります。本講演では,事業継続とサイバー攻撃対策の両立という観点で解説をしていただきます。
記
日時:平成30年9月26日(水) 14:00~16:00
場所:愛媛大学総合情報メディアセンター メディアホール(松山市文京町3番)
講師:高倉 弘喜 氏 [国立情報学研究所 サイバーセキュリティ研究開発センター長]
演題:事業継続と被害拡大防止の両立を考慮したサイバー攻撃対策について
内容:サイバー攻撃がますます巧妙化し,十分なセキュリティ対策を講じていた組織ですら
被害を受けることが珍しくなくなった。一方で情報システムへの依存度が急速に増し
ている現在,サイバー攻撃による被害が発生したとしても,事業継続を優先しつつ,
攻撃の影響を封じ込めるという対応が求められる。本講演では,サイバー攻撃の手
口の変化事例を示すとともに,事業継続とサイバー攻撃対策の両立という考え方に
ついて解説する。
主催:総合情報メディアセンター
<セミナー次第>
受付 13:30~ メディアホール前ホワイエ
挨拶(講師紹介) 14:00~14:05 総合情報メディアセンター長 樋上 喜信
講演 14:05~15:35 高倉 弘喜氏
質疑・応答 15:35~15:50
CSIRT報告 15:50~16:00 EU-CSIRT
※なお,部局等情報システム責任者,部局等システム管理者及び部局等ネットワーク管理者
の方は,必ずご出席くださいますようお願いいたします。