教職員各位
東アジア古代鉄文化研究センター長
村上 恭通
伝統的な日本製鉄の到達点とも言える近世たたら製鉄。その原型は中世にさかのぼります。
各地でこの時期の製鉄炉の調査・研究が実施され、近世たたら製鉄への移行の様子が明らかになってきました。
本シンポジウムでは日本・中国・韓国から専門家をお呼びし、最新の発掘成果を紹介していただきながら、東アジア全体の中世製鉄に関して議論を深めていきたいと思います。
記
日時:2019年1月26日(土)13:00~16:40
場所:えひめ共済会館 4階会議室
プログラム:
13:00-13:05 開会の挨拶
13:05-13:45 中国宋元代(960~1368年)における鉄・鉄器生産
李 映福(四川大学)
13:45-14:35 韓国における中世製鉄遺跡の検討
―忠州(多仁鉄所)地域を中心に―
趙 ?柱(中原文化財?究院)
14:35-14:45 休憩
14:45-15:35 韓国報恩大元里遺跡の製鉄炉について
朴 相賢(湖西文化遺産?究院)
15:35-16:15 日本中世における製鉄技術の革新と生産地形成
角田 徳幸(島根県埋蔵文化財調査センター)
16:15-16:20 休憩
16:20-16:40 総括 村上 恭通(愛媛大学)
16:40 閉会
入場無料・申込み不要
お問い合わせ:愛媛大学東アジア古代鉄文化研究センター
電話:089-927-8391
HP: http://www.ccr.ehime-u.ac.jp/aic/