2019/04/24 - 研究論文の投稿について(注意喚起)

 教員 各位

                              理事(学術担当)宇野 英満

 近年,質が十分に保障されていない粗悪な学術誌(通称:ハゲタカジャーナル)が急増しており,平成30年9月3日付けの毎日新聞において,日本の大学・研究機関に所属する研究者が,ハゲタカジャーナルへ投稿した論文が,3,972本あることが報道されました。

 この事態を受け,本学においても経営情報分析室による調査を実施し,その結果に基づき,ハゲタカジャーナルだと思われるジャーナルへ論文を投稿した関係者に対して,投稿した経緯等について,アンケートを実施しました。つきましては,その結果を取り纏め,注意喚起のチラシを作成しましたので,ご一読願います。

 ハゲタカジャーナルの目的は,学術論文を掲載して学問の発展に貢献することではなく,論文の善し悪しに関係なく,論文著者から論文掲載料や論文撤回料を得ることです。論文を投稿するジャーナルの安易な選択は,自分自身の研究成果に疑念を生じさせるだけでなく,本学の研究力に悪影響を及ぼす恐れがあります。

 また,ハゲタカジャーナルへの投稿は,国民からの科学への信頼を失いかねないものであり,本学の研究者に社会から寄せられた信頼に応えるためにも今後一層の注意をお願いします。

 研究論文の投稿について(注意喚起)

 「論文投稿ジャーナル」に関するアンケート結果

 チラシ